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10月2日 カタコト日本語を話すおばあちゃんとの出会い韓国出張先の会社近くに설렁탕 ソーロンタンのお店があり、 美味しいと評判なので会社の接待などによく使われていました。 彩も一人でよく行っていました。 それも日本から持ち込んだスカイブルーの作業着で! この作業着の色、韓国の囚人が着ているものと似ているとか・・・
そこのお店にはアルバイトの娘さんがたくさん働いていました。 その中でおばあちゃんが一人同じように働いていました。 食事を運んで来てくれた娘さんとおばあちゃんが奥で何やら彩の方を見て 内緒話・・・ その日は何ごともなく帰りました。
一週間後にまた同じお店で食事をしていたら、そのおばあちゃんが注文も していないのに青唐辛子、大葉、ニンジンスティックにニンニクと味噌が付いた お皿を持ってきました。 「何だろう?」と思っていたら、そのおばあちゃんが
あなた・・・日本人・・・気持ち悪い・・・ごめんなさい・・・あなた・・・ かわいい・・・許して
とカタコト日本語で彩に話し始めたのです。 つまり
あなたが日本人だから最初気持ち悪いと思っていました。 でもあなたはかわいい。気持ち悪いと思ったことを許してください
と彩は解釈しました。 そしてそのお皿はサービスでした。 彩とアルバイトの娘さんとのカタコトな会話で日本人だとわかったらしいのです。 あのおばあちゃんの日本語を日本人が聞いたら「はぁ?何いってんだ!? ばあさん?」になってしまうぐらいカタコトでしたよ。 それでも彩、何とか分かりたいと理解してあげました。
このときすでに彩には
相手の言っている話の中で少しでも自分の知っている単語を見つけて、 自分の頭の中で繋ぎ合わせて相手の言いたいことを理解する
という能力が備わっていたのだと思います。 だから、あのおばあちゃんのカタコト日本語が理解出来たのだと。 どうやら彩は外国語に限らず、母国語の日本語でもこういう聞き方を しているようです。 低い声で口ごもった感じで話す人や話の語尾が聞こえない人、早口な人、 いろいろいますよね。 また彩の仕事柄、パニクった人からの電話対応というのがあります(笑)。 興奮して焦っていると何をしゃべっているかわからないときがあると思います。 そんなときでも彩にはわかっちゃうんです。
いくら韓国語を勉強しても結局は
相手に気持ちを伝えたいと思う人と相手の気持ちを分かりたいという人が 両方いて初めて会話が成立する
ことだと思います。
出張先会社の社員さんたちは、最初彩のカタコト韓国語に戸惑いを覚えて なかなか理解してもらえませんでした。 そのうち彩という人間性が理解され信頼が出来て・・・ 相手も彩の韓国語に慣れて、彩もいくらか話せるようになって・・・・ 韓国語で韓国人を笑わせられるようになり・・・ こうなると韓国での生活が格段に楽しくなりますね!■
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